今すぐにグローバルチームビルディングの第一歩として始められること

近ごろ、バックグラウンドを多様に持ち、考え方のベースとなる常識さえも異なる人々の集団を一つのチームとして機能させるためのグローバルチームビルディングが強く求められるようになって来ました。日常的に、国内で外国人を雇用したり、海外に日本の企業が進出したり、または、突然日本企業が外資企業になり、外国人上司がやってきたりといったことが起こっています。
様々な研修プログラムなどが、社会のグローバル化に適応して行くために行われています。海外に行ったり、実際に外国人と仕事をしたりする前に、研修に頼らずに今すぐにでもできることがあります。
今回は、今すぐにどんな組織でも取り組めるグローバルチームビルディングについて考えてみましょう。

当然ながら、グローバルチームビルディングにはさまざまな要素がありますが、キャパシティとそれに対する多様性が大きな一つの軸になります。多様な価値観に対するキャパシティを広げて行く事がグローバルチームビルディングのためには必要なのです。しかしながら、際限なく広げて行けばいいということでもなく、そのキャパシティの果てがどこかにあります。現実的に全てを際限なく受け入れることは不可能としても、その組織は、もしそうした場合に存在しないのと同じことになってしまいます。光のカラフルな三原色を全て混ぜてしまうと透明な光になってしまうのと同じです。全体の中で、集団としてその集団を切り取る意味が無くなってしまいます。そのチームのそれが色であり「らしさ」になります。
そのキャパシティを狭いものではなく、出来るだけグローバルチームビルディングでは広げて行きます。そして常識の文化背景による違いを越えて、新しい常識を作り、混ざり合って行くのです。

そしてキャパシティに対する多様性を広げて行く事は何も外国人と仕事をしたり、海外に行ったりしなくとも、もっと身近に出来ます。それは身近にあるキャパシティに対する多様性を広げて行くことを日々実践してみるということです。
あなたの周りには考え方や常識の異なるどの様な人々がいるでしょうか?上司部下間の違いが仕事の場でよく見られるものにあります。それから学歴、性別、宗教、世代間などなど、身近にいる人々の間にも、もっとたくさんの違いがあるのです。これらの目の前の多様性に対してどれくらいのキャパシティをあなたは持っているでしょうか? よく分かっているし、身近にあり、受け入れていると思っているかもしれませんが、どの様にその違いに対して向き合っているかが大切です。

その向き合い方は3種類あります。
1)相手の常識を受け入れ、自分の考えを押しとどめて適応する。
2)お互いに違うという前提を受け入れあい、新たな常識/ルールを作る。
3)自分の考え、常識を相手に押し通し、従わせる。

この三種類のどれかを、時と場合により選択している訳ですが、2番目の選択肢が本質的には本当に多様性を活かし合い、認め合うチームの選択です。スピードを重視しなければならない時にはもちろん他の2つの選択肢を取ることもあり得ますが、あくまでそれは応急処置に過ぎません。
例えば、かつては、女性の活躍できる機会を仕事の場で増やそうという取り組みの中でも、活躍が男性的な常識に適応できた場合のみ許されるという全く不平等な考え方がありました。そのような考え方の人たちが今でもいるのはとてももったいないですし、グローバルな組織を作って行くことなど、それを脱することができなければ到底かないません。また、上司部下の関係性の中でも、たまにいまだに耳にする「最近の若い者は」的考え方なども全てです。お互いの常識が違うということをこれらのアプローチから受け入れ合い、新たな常識やルールをその違いを活かしながら生み出していくアプローチへ移行してゆく努力が必要です。
本当にこれらは身近にあります。そして、この違いを理解できない、または受け入れないことが原因で人間関係の問題の多くは起こっています。

簡単なことではありませんが、まずは自分の目の前にある多様性、常識の違いに目を向ける。そして、新たな常識をその違いを受け入れ合いながら作って行くことをすぐに実践してみてください。グローバルな組織作りをそこから始めることができます。

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